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第11回 〜宇治徳洲会病院〜

 京都府宇治市の宇治徳洲会病院は徳洲会グループの7番目の病院として、1979年に開設された。徳洲会の理念である「命だけは平等だ」のもとに、365日 24時間の救急医療を中心にした急性期医療のみならず、透析、在宅医療、訪問看護などにも裾野を広げ、地域の健康を守ってきた。
 看護部では「心にとどく看護」を実践しながら、信頼される看護師を目指して様々な取り組みを行っている。特に教育的な環境づくりを推進し、医師の臨床研修制度をモチーフとした新人看護師のローテート研修など、学びの中で総合的な判断ができる自立した看護師を育成している。
 今回は齊藤文代看護部長、教育担当である小谷順子副看護部長、木下尚子副看護部長、2年目の看護師である仲谷依世さん、工藤有加さん、福田美華さん、小林由季さんにお話を伺った。
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◆齊藤 文代 看護部長 プロフィール
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1977年に静岡県厚生連看護学校を卒業後、静岡県内の厚生連の病院に勤務する。1980年に国立大阪病院(現 大阪医療センター)に勤務を経て、1983年に宇治徳洲会病院に勤務する。入職日はナイチンゲールの誕生日にちなんで制定された看護の日である5月12日だった。手術室、ICU、整形外科、産婦人科、内科勤務を経て、2003年に副看護部長に就任する。2004年に近江草津徳洲会病院に副看護部長として着任し、2007年に看護部長に就任する。2008 年に宇治徳洲会病院に看護部長として着任する。 ◆小谷 順子 副看護部長 プロフィール
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1979年に京都第一赤十字看護専門学校を卒業後、京都第一赤十字病院に勤務する。1990年から宇治徳洲会病院に勤務し、2004年に副看護部長に就任する。教育担当。
◆木下 尚子 副看護部長 プロフィール
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1979年に鳥取赤十字看護専門学校を卒業後、鳥取赤十字病院に勤務する。1983年から京都第二赤十字病院に勤務する。2005年に近江草津徳洲会病院に勤務を経て、2007年に宇治徳洲会病院に勤務し、副看護部長に就任する。教育担当。
◆仲谷 依世さん プロフィール
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奈良県天理市出身。2007年に田北看護専門学校を卒業後、宇治徳洲会病院に入職する。1年目は母子コースでローテートし、現在は産科病棟に勤務している。 ◆工藤 有加さん プロフィール
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京都市出身。2007年に関西看護専門学校を卒業後、宇治徳洲会病院に入職する。1年目は外科コースでローテートし、現在は外科病棟に勤務している。
◆福田 美華さん プロフィール
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大阪府寝屋川市出身。2007年に京都中央看護専門学校を卒業後、宇治徳洲会病院に入職する。1年目は内科コースでローテートし、現在は心臓センターに勤務している。
◆小林 由季さん プロフィール
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福岡県朝倉市出身。2007年に西南女学院大学を卒業後、宇治徳洲会病院に入職する。1年目は超急性期コースでローテートし、現在はICUに勤務している。
<新人看護師卒後研修プログラム>
 宇治徳洲会病院ではユニークな新人看護師卒後研修プログラムを完備している。1年目の看護師は外科コース、内科コース、超急性期コース、母子コースの4つのコースから一つを選び、3か月ずつ3つの科をローテートするというものだ。個人の得意分野や今後に希望する分野のコースを選択したローテーションの中で、各部署の主疾患の看護を学び、基礎看護技術を習得できるプログラムとなっている。そのローテーションが終わったときに配属部署の選択を行う。
 今回、お話を伺った4人の2年目の看護師の皆さんはいずれも、このプログラムに惹かれて、宇治徳洲会病院への入職を決めたという。

仲谷:
将来は助産師の資格を取りたいという希望があり、1年目は母子コースで産科、小児科、NICUをローテートしました。内科や外科に向いているかどうかは分かりませんでしたし、助産師になりたいという私にとって母子コースを選べて研修できたのは良かったですね。
工藤:
私の場合はローテートの魅力に加えて、家が近いというのも志望動機でした(笑)。私は外科で行う手術にとても興味があり、外科コースを選択しました。一つの病棟にとどまってしまうと、ICUや手術室といった流れが分からなくなりそうです。3か月という短い期間ではありますが、様々なことを見て、勉強できたのは有意義でした。
福田:
看護学校に進学するときに私立病院協会の奨学金制度を利用して、宇治徳洲会病院から奨学金を受けていたこともあって、こちらに入職することは決まっていました。看護学校に進学が決まったときに面接に来たのですが、大きくて綺麗な病院だなあと憧れましたね。内科コースにしたのは、私自身がどの科に向いているのか分からなかったし、性格もおっとりしているので超急性期はきついかなと考えたからです。ストレートに内科病棟に入職してしまうと、透析や訪問看護を看ることはなかったでしょうし、色々な視点から看護を見られた点でローテートは良いシステムだと思います。
小林:
大学時代に小倉記念病院に実習に行き、ICUや救急で色々な処置を見せてもらいましたので、救急症例の多い病院に行きたかったんですね。宇治徳洲会病院の超急性期コースではICU、心臓センター、救急病棟をローテートできるのが魅力でした。あとは京都に住みたかったというのもあります(笑)。
小谷:(副)
どの病院でも新人の離職率の高さが問題になっていましたが、私どもも例外ではありませんでした。また私どもでは看護学生の実習の受け入れも積極的に行っているのですが、患者さんの了解をいただかなければ医療行為ができません。それで技術が持てないままに入職する看護師が多くなってきたのです。2004年に医師の臨床研修が必修化され、私どもも多くの研修医が来るようになったのですが、研修医も入職したときは何もできないんですね(笑)。でも1年も経つと見違えるようになります。そこで看護師も医師と同じようなローテート研修を行えないものかと模索を始めました。ちょうど、その頃に名古屋徳洲会病院がローテート研修を始めたので、それを参考に私どものコースを策定しました。ただ名古屋は2年のローテートですが、私どもでは人員的な制約もあり、9か月としました。
木下:(副)
当初は即戦力でない新人を引き受けることへの不安や慣れた頃に異動というのは非効率なのではないかという意見もあり、賛否両論の雰囲気でした。しかし、それぞれの病棟で受け入れ体制を整え、新人看護師を3か月単位で引き受けてくれる先輩スタッフたちは本当によくやってくれています。この制度が始まって、今年で3年目なのですが、院内の横のつながりが円滑になった印象がありますね。リハビリや検査技師などのコメディカルスタッフや薬剤部に対し、2年目の看護師がすいすいと連携を取っていくんです。私も羨ましいぐらいのフットワークの良さですよ(笑)。結果として、院内全体にメリットが生まれてきましたね。 また私どもでは看護師に限らず、医師やコメディカル、事務スタッフに至るまで全ての新入職員を対象にした1週間の研修を行っています。最後の日は近隣の宿泊施設で宿泊研修になっており、グループワークなどを行います。そこで新入職員同士の和ができるのもいいみたいですね。
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小谷:(副)
確かに横のつながりはスムーズになりましたね。他部署の先輩看護師に尋ねやすい雰囲気ができてきたと感じています。先日、外科系の医師に聞いたのですが、ローテートを経験した看護師は手術記録など、医師への質問の仕方が違うそうです。手術前、手術室、手術後と関連づけて研修できているからでしょう。産科であっても、お母さんのお腹の中に赤ちゃんがいるとき、分娩、NICU、そして場合によっては小児科で診る赤ちゃんもいるという流れがよく分かるようですね。
仲谷:
辛かったのは3か月ごとに人間関係が変わるということですね。産科と小児科は同じ病棟なのですが、疾患は全く異なります。NICUは場所も業務内容も全く違いますので、戸惑いました。難しい疾患や正常ではない状態に対しては勉強が足りず、紙に書いてきて先輩に教わりました。産科では助産師さんがプリセプターで、とても頼もしく、小児科、NICUは1つ上の先輩がプリセプターだったので、とても話しやすかったです。
工藤:
3か月ごとにフォローアップ研修があり、同期の顔を見られる機会でしたので、嬉しかったです。「今どう?」と話し合って、ストレスを発散していました。悩んでいることは皆同じなんだなあと思いましたね。あとは宿泊研修で仲良くなった他部署の同期とも廊下で会うと、声を掛け合ったりして、働きやすい環境です。
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福田:
仲谷が申し上げたように、慣れたところで異動して、次の人間関係になるというのは辛かったですね。内科コースの場合は人間関係をつなげていくことができる方ではありますが…。先輩によって教えてくださることが違うこともあり、戸惑いも少しはありましたが、相談しやすい師長さんがいてくださったので、恵まれました。辛いときは同期と話し合ったり、飲みに行ったりしていました。
小林:
最初がICUでしたので、何も分からず、苦労しました。患者さんの状態把握と処置で一杯一杯でしたね。患者さんの入れ替わりも激しく、流れを理解するのが難しかったんです。でも先輩方が常にフォローしてくれました。大学生の妹と一緒に住んでいるので、よく気分転換につき合わせていました(笑)。
小谷:(副)
プリセプターも3か月ごとに交代するので、申し送りはするのですが、今後はその方法も見直していかなくてはいけないと思っています。また3か月ごとに目標を設定しているのですが、例えば4月からの新人には病院の構成や挨拶の仕方から教えなくてはいけないのに対し、同じ科であっても9月にローテートしてきた新人にはそういったことは無用です。したがってローテート順が異なるのに同じ目標設定では無理があるのではないかと考えています。今後はクールごとの目標設定を行いたいですね。
齊藤:(部)
5年目以上の看護師も新人のようなローテート研修ができないかと思案中です。5年目ぐらいで異動というケースが多いのですが、他病棟のことが分からないと不安で辞めたい気持ちになるようです。そこでローテート研修があれば、他部署のことも理解し、それぞれに大変さがあることを認識できるのではないでしょうか。同業同士で痛みを分かりあえたら、患者さんにとってもプラスなはずです。ただ5年目以上を動かすとなると、現場の師長が困りますし、即座に実行するのは難しいところです。

<看護教育プログラム>
 宇治徳洲会病院看護部では、スキルアップコース、卒後1年目コース、ステップアップコース、専門領域コースの4つの看護教育プログラムを持ち、一人一人の看護師が「個性豊かで、主体的な看護の実践者」に成長できるようなバックアップ体制をとっている。
小谷:(副)
スキルアップコースのプリセプター研修は2年目後半の看護師が対象で、心電図講習会や肺理学療法などは新人が対象です。ステップアップコースは入職し、1年ずつキャリアを重ねていくごとに研修を積んでいくコースになっています。専門領域コースになりますと、不整脈、I.V療法、BLSなど、ほとんど医師が講師になっています。
木下:(副)
ACLSに関しても、以前は循環器科やICUの看護師だけという雰囲気でしたが、今は院内全体に広がってきており、講習後に「勉強になった」との声を聞きますね。私どもでは24時間の救急医療体制ですので、いつでも対応できるようになっておかないといけません。研修医と一緒に皆、必死で研修していますよ。
齊藤:(部)
5年以上のキャリアになってきますと、ジェネラリストかスペシャリストかの選択をする時期です。スペシャリストとしては、私どもでは皮膚・排泄ケア認定看護師、救急看護認定看護師にチャレンジしているところです。現在、外来化学療法センターなどアメニティの整備は進んでいますが、今後は化学療法だけでなく、緩和ケアなどの面にも力を入れていきたいと思っています。奨学金や生活ローンなど金銭面でのバックアップもあります。ブルガリアの徳洲会ソフィア病院での研修も可能です。看護師は本来、母性本能が豊かで、貧しい国や地域で働きたいと思っている人も多いですね。 また徳洲会では、来年に仙台と静岡に看護学校を、再来年に霧島に看護短大、湘南に看護大学を開学予定です。こういった自前の学校で徳洲会の教えや理念を伝えていけることは嬉しいですね。

<評価制度>
 評価制度については、現在作成中である。現在は各師長が年に2回以上の面接を行い、目標管理について師長間での勉強会も進めているところだ。
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小谷:(副)
看護教育プログラムのステップアップコースをラダーに発展させていけるように、現在、構築中です。キャリアアップすることでモチベーションも向上させられれば、結果として離職の防止になるのではないかと思っています。
木下:(副)
院内全体の勉強会も豊富にありますし、自分の気持ち次第で存分に勉強できる環境が整っています。病院自体が研修に寛大なんですね。研修に追われてしまうのでは意味がありませんが、認定看護師を取得したいなど、積極的にアピールしてほしいです。

<委員会活動>
 看護師が主に関わる委員会活動としては栄養委員会、教育委員会などが挙げられる。また師長が医療安全管理者の認定を受けたことで、医療安全への認識が一層高まってきた。教育委員会の委員長も師長が担当しているが、木下副部長がフォローしている。
木下:(副)
教育委員会は1部署から2人ずつ、計24人で運営しています。委員を3つのグループに分け、新人教育、現任者教育の企画、運営を行っているほか、看護研究や臨床実習指導者の研修も担当しています。ステップアップコースのメンバーシップ研修やリーダーシップ研修では問題解決を志向し、問題点を研修に持ち寄って、自分の病棟の良さをアピールしながら、他の病棟の良さを学ぶ場になっています。 新人の3か月ごとのフォローアップ研修では新人の精神的なフォローに傾注しています。これをプリセプターにいかに返していくかが肝要です。9か月のローテーションが終わるときにはメッセージカードを渡しています。これから現場に配属されていく新人には励みになるようですね。その場では教育委員の方が熱くなっていますが…(笑)。
小谷:(副)
看護研究勉強会は年に2回あり、最後に院内看護研究発表会となっています。今後は院外での研修に参加した人の学びも共有できる場に改善していきたいですね。 教育委員会のほかに、栄養委員会も活発に活動しています。私どもは電子カルテでなく、オーダリングシステムなのですが、看護師が褥創の発生を見つけたら、イントラネットに入力し、皮膚科の医師が即座に回診するほか、栄養科が介入することになっています。
齊藤:(部)
病院全体の取り組みとして、ICTに力を入れています。専門の医師が2人おり、熱心に取り組んでいますので、活動が大きく変わりましたね。また委員会活動ではないのですが、医療安全として看護にとって力強いのは臨床工学技士が必ず当直することです。夜間緊急の心臓カテーテル検査でCPAになったり、人工呼吸器トラブルを起こしたときなど看護師に負担がかからないようなシステムになっています。

<福利厚生>
 宇治徳洲会病院の福利厚生としては、4か所、計98室の看護師寮や24時間の院内保育所を整備していることが挙げられる。
齊藤:(部)
寮は10000円から21000円の自己負担です。今後、さらに建築する予定です。また年に4回、家族旅行や職員旅行といった旅行があり、節目には海外旅行もありますよ。25周年のときにはイタリアに行きました。来年30周年なので、どこに行くのか楽しみにしているところです(笑)。
福田:
歩いてすぐの寮に住んでいます。まだ新築同然の建物なので、とても綺麗で、オートロックなので安全です。

<看護部理念>
 看護部の理念は「やさしい心と暖かい手で心にとどく看護を」である。この理念について齊藤部長にお話を伺った。
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齊藤:(部)
これからは心に届く看護から、「咲かせる看護」でありたいと思っています。徳洲会の理念は「命だけは平等だ」です。命はひとつひとつ咲くために生まれてくるものであり、その力を宿していると思います。産科では確かに新しい命が咲くでしょう。でも産科でなくても、患者さんも看護師も命を咲かせる力を持っているのです。そして看護師は患者さんにいかにその力を届けるべきか、私も含めて考えていきたいです。よく「患者さんの立場に立って」や、「患者さんの痛みを理解して」などといいますが、病気や怪我で当院を訪れた患者さんは1人称で、ご家族は2人称であるならば、看護師は1.5人称となり、患者さんと一緒に花を咲かせてあげられるような看護を提供していきたいです。
看護師は患者さんやご家族の思いを一緒に聞き、その思いをくみ取り、患者さんにより添える看護を提供していきたいと思っています。

<メッセージ>
齊藤:(部)
私どもは救急に力を入れておりますが、分娩、NICU、訪問看護、通所リハビリ、訪問看護ステーションなど幅広い看護を実践しています。一人が生まれてから亡くなるまでを看ることができるのです。来年は30周年を迎えますし、今後5年以内に新棟も建設予定です。是非、見学にいらしてください。

<2年目看護師の現在>
仲谷:
流産など悲しいこともありますが、割合としては柔らかな感じで、幸せな気分でいられることの多い産科病棟で働いています。他の病棟ですと、退院のときは「お大事に」と言いますが、産科は「おめでとう」と言ってあげられるので、そこがいいですね。分娩数は月に40件と、かなり多いです。分娩はピリピリした雰囲気で、助産師さんが赤ちゃんを取り上げたあと、健康で泣き声があがったら、ベビーキャッチします。初めてのときは緊張しましたね。そのときは初産婦さんで泣いていらしたので、私も泣いてしまいました。赤ちゃんが元気に生まれてきたときのお母さんの感動はいいものです。そういう場面にかかわれることが嬉しいですね。他の仕事としては身長や体重の計測、赤ちゃんを拭いてあげることなどです。おっぱいが出るのに3、4日かかるお母さんもいらっしゃいますし、おっぱいケアが大変です。正常ですと、4日後に退院ですので、お風呂など忙しいですね。
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工藤:
外科病棟にいますので、手術の日はもちろんですが、検査も多いので、予想以上の忙しさですね。受け持ちの患者さんに加えて、オペ出しの患者さんがつきます。思わず、焦ってしまうのですが、先輩が「できてる?」と声掛けをしてくださいます。指導を受けたあとで落ち込んでしまうこともあるのですが、違う先輩がメールをくださったり、フォローがありますので、また頑張ろうという気分になります。年齢が近い先輩が多いので、相談しやすいですよ。患者さんが名前を覚えていてくださって、「工藤さん」と呼ばれたり、「最近、見いへんかったなあ」と声を掛けられると嬉しいですし、おむつ交換のときなど「ほんまにありがとう」と言われると、元気をもらえて、やりがいも感じます。外科の先生方は気さくで、尋ねやすいです。疾患だけでなく、酸素や心電図について質問しても、必ず「何でだと思う?」と私が考える時間を作ってくださるので、勉強になっています。
福田:
心臓はとても不安に感じやすい臓器であり、そういう不安を持った患者さんに関わりたいと思って、心臓センターを志望しました。急変は決して多くはありませんが、胸の痛みを訴えられると、まだ余裕をもって仕事にあたれません。先輩方が話しやすい雰囲気を作ってくださっているので、助かっています。毎日、新入患者さんがいらっしゃるので、忙しいですね。新人は4人配属され、重症患者さんを受け持つAチームと比較的自立されている患者さんを受け持つBチームに分かれています。私は1年目が内科コースだったので、Bチームにいます。Bチームの患者さんは訴えが多いですね。患者さんの真意がどこにあるのか考えながら、笑顔を絶やさず、コミュニケーションするように心がけています。再入院された患者さんが私のことを覚えていてくださって、「福田さんに看てもらえてよかった」と言ってくださって嬉しかったです。カテ室は外科的な感じで、薬液の準備などをして、医師の手技がスムーズにいくようお手伝いをしています。
小林:
一般病棟で患者さんと触れ合いたいという思いもあったのですが、もともとICUに興味があって、技術や知識を磨きたかったので、ICUを志望しました。超急性期ですので、患者さんの変化には気を配っています。救急への対応は苦労しますね。「何で血圧下がっているんだろう」と頭が真っ白になりますが、先輩が「落ち着いて」というフォローをくださいます。先輩に分からないことを尋ねると、根拠を教えてくださり、それが勉強になります。若い先輩が多いので、明るい雰囲気ですよ。入院の受け入れなど、「分かるまでいなさい」と言ってくださり、振り返りも必ずあります。人工呼吸器をつけている患者さんは訴えができませんので、心電図やモニターを見ての状態変化が必要です。医師の指示をダブルチェックするのですが、インシデントも多い部署ですので、常に戒めになります。

<2年目看護師の今後の目標>
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仲谷:
ローテートをしていたので、夜勤の経験がまだ不足しているのが不安です。産科は夜中にも母体搬送など緊急の対応がありますので、近い目標としては一人で夜勤や準夜勤をこなせるようになることです。妊婦さんからの「陣痛が10分おきになっています」などの問い合わせも多いのですが、「もう来てください」といった判断を一人でできるようになりたいです。それには妊婦さんのお腹の張りや痛みの程度などの知識を深めないといけません。その後の目標は助産師の資格を取ることですね。赤ちゃんが好きですし、お産に直接関わり、緊急の対応やおっぱいケアができる助産師になりたいと思っています。
工藤:
外科病棟に目標としている先輩がいらっしゃいます。笑顔を絶やさない、素敵な先輩なんです。その先輩は日頃はリーダー業務が多いので、あまり患者さんと関わることが多くないのですが、たまに病室にいらっしゃることがあるんですね。そのときに「患者さんに会えて、すごく楽しい」とおっしゃるんです。その姿にはいつも感動します。患者さんの急変など、ちょっとした分からないことでも教えてくださいますし、厳しい面もあって、言いたいこともおっしゃるんですけど、必ずフォローもあります。そんな看護師に私もなりたいです。
福田:
ローテートの2番目に心臓センターに来たときに、心臓カテーテル検査などを見て、花形の部署だなと思いました。その気持ちを忘れず、ペースメーカー埋め込みや心筋梗塞など、循環器の看護師としてもっと勉強して、「プロ」になりたいです。そして在宅や訪問看護に関わりたいと思っています。在宅は患者さんの生活そのものですし、看護の基本です。循環器で学んだことを応用の分野として在宅で生かしていきたいですね。
小林:
救急の場合にあせらず、きちんと対応できる看護師になりたいです。自分の受け持ちの患者さんだけでなく、他の看護師が受け持っている患者さんのことも看ることができるようにならないといけないと思っています。そして今の私の先輩のように、後輩のフォローをしていける看護師も理想です。将来は保健師の資格を取って、地域医療に携わっていけたらと思っています。

<病院概要>
名称
宇治徳洲会病院
住所
〒611-0042 京都府宇治市小倉町春日森86-1
電話
フリーダイヤル 0120-688-677
FAX
0774-20-2336
病床数
375床 (一般病棟 内NICU6床)
診療科目
一般内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、神経内科、一般外科、脳神経外科、整形外科、形成外科、眼科、精神科、耳鼻咽喉科、放射線科、皮膚科、麻酔科、泌尿器科、産婦人科、小児科、リハビリテーション科、肛門科、歯科口腔外科、心臓血管外科、小児外科
<アクセス補足>
● 近鉄京都線 小倉駅 徒歩10分
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