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第12回 〜横浜市立大学附属市民総合医療センター〜

 横浜市立大学附属市民総合医療センター(通称:市大センター病院)は、旧横浜市立大学医学部付属浦舟病院を再整備し、1996年に名称を現在のものに改めてスタートした。大学病院として高度救急医療など3次救急を行うと同時に、9つの疾患別センターを核として、専門医がチームを組んで総合医療を実践し、市民の総合医療を担っている。
 看護部では「市民の皆様に信頼され愛される病院を創造します」という病院理念を基に、ひとりひとりを思いやる看護を実践している。CDP(キャリア開発プログラム)にしたがって各個の能力に合わせた教育プログラムでの研修が行われているので、新卒だけでなく中途入職者も必要な勉強をしていけるようなシステムになっている。
 今回は、佐藤貴美子看護部長、採用・育成担当係長の川島千明看護師長と、この病院に勤務して2年目の看護師である武隈真由美さん、服部健二さんにお話を伺った。
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◆佐藤 貴美子 看護部長 プロフィール
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東京都立板橋高等看護学院を卒業後、1年半大学病院に勤務。その後横浜市立大学病院に移り、ICU、2つの内科病棟を経てICUの看護師長に就任。3年間の行政の仕事の後、横浜市立大学医学部附属病院で主に教育を担当。2008年4月に市大センター病院で看護部長に就任した。
◆川島 千明 看護師長(採用・育成担当係長) プロフィール
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神奈川県立衛生短期大学を卒業後、1976年に横浜市立大学医学部附属病院の内科混合病棟で勤務。新病院の開設準備に携わった後、金沢区の附属病院に勤務。横浜市衛生局で3年を過ごした後に附属病院に戻り、2001年市大センター病院で看護師長に就任。
◆武隈 真由美 看護師 プロフィール
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茅ヶ崎看護専門学校を卒業後、横浜市立大学病院の混合内科で2年間勤務。結婚と子育てで5年のブランクの後、民間病院へのパート勤務を1年経たが、大学病院を経験したいと考え、2002年に市大センター病院に入り、混合内科病棟で2年目を迎えた。
◆服部 健二さん プロフィール
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小田原高等看護専門学校を卒業後、秦野赤十字病院に勤務。2002年に市大センター病院に入り、EICUで2年目を迎えた。

<教育プログラム>
 市大センター病院看護部の理念は、市民が「安全であること」「安心できること」「快適であること」を目指し、温もりある看護を提供することとしている。そのための教育研修としてはCDPというプログラムを導入している。その内容について、まずは伺った。
佐藤:(部)
CDPは横浜市全体のキャリア開発プログラムとして導入されたものです。以前は経験年数によって一律に研修を行っていましたが、1994年からこのシステムを入れて、各個の能力に合わせたキャリア開発という考え方に変わりました。
看護師の能力を
・看護サービス実践能力
・教育・研究能力
・人間関係能力
・マネジメント能力
の4つに分け、それぞれについて5段階の達成目標を設定し、各分野、各段階に応じた研修プログラムを院内や院外で行っていきます。第1段階は、新卒者が1年かかって身につける能力で、それ以降は得意・不得意や、担当部署の必要度、個人的な状況などを考慮しながら行います。
 まず自己評価と看護師長の評価とを合わせて、まず自分がそれぞれの能力についてどのような段階にあるのかを考えます。それから今後どの研修が必要か、本人と師長が話し合って、プログラムを選んでいくことになります。病棟によって異なりますが、3カ月〜6カ月程度の期間で見直しを行っていきます。
武隈:
私は大学病院での勤務を経験してみたいと思っていましたが、この病院の教育体制が整っているということと、大学病院でありながら市民に寄り添っているという印象を強く受けたことで入職を決めました。
 まだ1年しか経っていないので、CDPのプログラムに入っているような研修の機会は少ないのですが、日常的に病棟内で開いている勉強会が活発で、とても勉強になっています。これは、ドクターが講師となって新しい治療法や薬、プロトコルなどについて講義するのですが、スタッフの間でも同じ勉強会に参加することで共通の認識ができることも仕事にプラスになっていると思います。

<認定看護師・専門看護師取得>
 認定看護師や専門看護師の取得については、キャリアアップを求める看護師の間では関心が高いが、病院のバックアップ体制はあるのだろうか。
佐藤:(部)
ある程度の勤務年数を経て、本人が専門性を高めたいという希望がある場合は積極的にバックアップしています。現在、認定看護師は6領域に13名います。これに加え、新たに2名が取得予定です。進学制度があり、修学期間は給与保障や授業料の補助などを行いますので、安心して勉強できると思います。
 専門知識をもった看護師が身近にいることは、臨床スタッフにとっても心強いですし、研修の講師をしてもらったり、実践の場でも指導してもらったりして、大変良い見本になってくれています。
服部:
やはり資格をもった方たちは、とても詳しい専門知識をもっていて心強いです。僕は資格を取るほど勉強できる自信はありませんが、いつでも質問して教えてもらえるので、そのような方の知識や経験を実践に生かしていきたいです。
武隈:
私はリエゾン専門看護師の方とよく患者さんのことで話し合う機会があるのですが、精神的な状態もよく把握していて、患者さんとの接し方で教えてもらうことが多いです。特にターミナルケアに入っているケースでは、どういうアプローチをしていったらいいのかなど的確なアドバイスをいただいて、心強く感じています。

<男性ナース>
 この病院には男性看護師の数が多いが、それぞれの立場で男性ナースの比率が高まっていくことについてどのように感じているのだろうか。
服部:
前の病院では同じ職場に男性は1人か2人しかいなかったのですが、今はICUだけでも4人います。でも自分としては性別がどうというよりは看護師として仕事しているという意識なので、この病院を職場として選ぶに当たって男性ナースの数はまったく考えませんでした。入ってみたら、40人ぐらいいたという感じです(笑)。ただ男性同士だと新しく入ってきた自分のことを気にかけて、気軽によく声をかけてくれたりするので、安心感があります。
川島:(師)
私は直属に男性スタッフがいた経験がないのですが、災害対策のメンバーにいたり、夜勤の際のリーダーになっていたりという場面で、一緒に仕事するケースがあります。それを見ていると、男女という点では差をほとんど感じることはありません。それよりも、個人として優れていれば、看護師として頼りになる存在になるのではないでしょうか。
 ただ男性の患者さんの中には、男性同士でしか話しにくいようなことがあるかもしれませんし、やはり両性いた方がいいとは思います。
佐藤:(部)
この病院では男性看護師の絶対数が多いということもありますが、分野を問わず活躍しているところが特徴的なのではないでしょうか。男性看護師は救急やICU、精神科などに偏って配属されるケースが多いようですが、ここでは女性同様、あらゆるところで自然に仕事しています。
 男性看護師の違うところといえば、女性よりもキャリアアップに積極的な人が多く、管理職や認定看護師取得などを人生設計の中で考えているケースが多いということでしょうか。

<中途採用の不安点>
 ブランクがあったり、病院が変わったりすると、その病院独自の仕事のやり方に慣れることができるかどうかという不安を持つ人もいるようだが、実際のところはどうなのか。
武隈:
私は5年ほどのブランクがあって復職したのですが、それほど困ったり、悩んだりすることはありませんでした。ブランクの間に、点滴のヘパリンロックが導入されるなど知らないこともありましたが、病院を変われば、慣れるまでには数カ月、完全に独り立ちして仕事できるまでには1年近くかかるものなのだと思います。その点、この病院では既卒者でもプリセプターがついて指導してもらえるので、1日の仕事全てについて現在ここで採用しているやり方を知ることができます。
 入職する前に見学に来たときに、患者さんのカルテを一元化してドクターもナースも理学療法士なども全てそこに書くということを知って、これまでの病院とは違いましたが、良いことだと思いました。読み取るのに慣れるには時間がかかりましたが、患者さんがどのような経過で今に至っているのか、いつでも誰でも情報を共有できるのは、看護の上でも役に立ちます。カルテの記録が手書きで、オーダリングシステムが電子化されているのは少し不便な感じもしますが、今ではすっかり慣れています。
服部:
ICUでは、重症患者さんについてはカルテではなく、SOAPで看護記録を作っていますが、これは前の病院でも同じでした。違う形式になると、最初は戸惑うかもしれませんが、基本は同じなので、仕事をするうちにすぐに慣れてくると思います。
川島:(師)
ここを就職場所にしようかと病院を見学に来る看護師が、最近ずいぶん増えているように感じますが、みなさんカルテの一元化については「いいですね」という感想をおっしゃいます。看護記録は1970年代ぐらいからPONRとかいろいろ導入されてきましたが、看護師の経験がある方はそれぞれ分かっていらっしゃるようですね。今後もクリニカルパスのチェック項目化など、時代の要請で変わっていくかもしれませんが、ついていくしかないですね。
武隈:
この病院は教育機関でもあるので、研修医の先生も数多くいます。ドクターとも話しやすい職場ではありますが、研修医とはよく話し合いながら、互いに共感したり勉強したり、成長したりしています。
服部:
ICUでは患者さんの病態も刻一刻と変わるので、初めてのことがどんどん出てきます。そんなとき、やっぱり研修医には質問しやすくて、いろいろ教えてもらっています。
 ここに配属されたとき、看護師も、ドクターも、掃除の人も、MEさんも、検査技師さんもみんなプロフェッショナルで、それぞれが自分の仕事をプロとしてやっているから成り立っているんだなということを、肌で感じました。
武隈:
新卒採用や中途採用者は入った年の春と秋に「リフレッシュ研修」というものがあります。このときには、座って研修を受けるというよりは、エアロビやダンスなどで体を動かす時間が結構あります。
川島:(師)
新しい職場に入ると、みんないろいろ悩んだり迷ったりします。それを、グループワークなどで仲間と共有して、「自分だけじゃない、これが普通なんだ」と思うことで、また新しい気持ちで仕事に向かうことができるようにという研修です。
服部:
同期でも勤務がバラバラなので、集まる機会がほとんどありませんが、研修では同じような経験をしている同期と話ができます。新卒者は人数が多いようですが、中途採用者は10〜20人ぐらいで集まるので、顔も覚えられます。

<自分の時間も大切に>
 この病院の勤務には、どのような特徴があるのだろうか。
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服部:
大きな病院で働きたいと考えてここに来たのですが、教科書の中に書かれていたようなことが目の前で起きていくことに、最初は驚きました。最先端の医療が目の前で繰り広げられている場で、これは自分でもスキルアップしていかなければと思い、勉強も積極的にするようになりました。
 それと、特にICUのシフトは休日が多いのが嬉しいですね(笑)。
川島:(師)
そうなんですよ。この病院の年次休暇は20日なのですが、年によって異なりますけれど平均15〜16日は実際に取得できています。夏休みは5日間で、これは100%消化です。
 もともと看護師の数が他の病院よりも多いので、それほど無理なく休暇が取れるのと、出ている人が頑張って、その分自分も休むときは休むというムードがあるのだと思います。患者さんの重症度が高くて、仕事は大変なはずなのですが、離職率が低いのはこんなところに理由があるのかもしれません。

<求職中の看護師へ>
 職場を探している看護師へのメッセージをお願いした。
佐藤:(部)
この病院では3カ月間はアルバイトという形で採用し、その間に病院を見て感じてもらえるし、仕事を覚えるためのバックアップをできるだけやっています。その上でこれならやっていけるということになれば正規職員として採用という流れになっていますので、安心してきてもらえると思います。希望の領域があれば、なるべく配属もそれに配慮するようにしていますので、専門的な知識や経験を生かしたり、それを伸ばすこともできます。看護師みんなを大切に考えていますので、まず一度、病院を見学してほしいですね。
服部:
どこの病院でも、新しく入ると人間関係に慣れるのに時間が必要だし、苦労することもあると思います。でも、ここではICUということもあるからか、慣れるまでの期間が「こんなにあっていいのか」と思うほどあって、無理なく入れました。そういう研修期間があったからこそ、ここでスキルアップしていきたいという積極的な気持ちにもなれました。
武隈:
尊敬している直属の師長さんが、最初の頃から折に触れて声掛けをしてくださって、とても安心して仕事をしてこられました。どこでも既卒者は即戦力として最初から期待されてしまうプレッシャーがあると思いますが、プリセプターがきちんとついて指導してもらえる環境があって、ありがたかったです。
 また私の場合、子育てをしながら3交替勤務をしているわけですが、そのようなプライベートな状況も織り込んだ上でシフトなど考えてもらっているので、その分、勤務のときには仕事に集中することができます。
佐藤:(部)
ブランクのある人の不安は大きいと思いますが、教育制度が先ほど言ったような個別のものになっているし、最初はつきっきりで教えますので、始めてみれば大丈夫なものです。門戸は広くして、随時採用しています。見学者があれば個別に対応できますので、まず病院を見て、納得してほしいと思います。
川島:(師)
雇用形態も正規職員だけでなくアルバイトも採っています。「ブランクがあるし、子どもまだ小さいから」と、「外来にパートタイムで」いう働き方の人もいます。それでも本人にとっても学ぶことは多いと思いますから、今後余裕ができるにしたがって勤務を増やしてキャリアアップしていくような可能性もあります。

<病院概要>
名称
公立大学法人 横浜市立大学附属 市民総合医療センター
住所
〒232-0024 神奈川県横浜市南区浦舟町4-57
電話
045-253-5304
FAX
045-231-1846
病床数
720床
診療科目
高度救命救急センター、総合周産期母子医療センター、リウマチ・膠原病センター、炎症性腸疾患(IBD)センター、精神医療センター、心臓血管センター、消化器病センター、呼吸器病センター、小児総合医療センター、総合診療科、血液内科、腎臓内科、内分泌・糖尿病内科、神経内科、整形外科、乳腺・甲状腺外科、皮膚科、泌尿器・腎移植科、婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、歯科・口腔外科・矯正歯科、麻酔科、脳神経外科、リハビリテーション科、形成外科、再建外科(特定機能形態再建)

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