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第35回 〜京都桂病院〜

先輩ナースによるリアルトーク
谷口 文代 係長(感染管理認定看護師)

熊本県天草市出身。1990年に京都桂病院付属看護専門学校(現 京都桂看護専門学校)を卒業後、京都桂病院に入職する。2008年に感染管理認定看護師となる。
芳賀 明子 主任(がん化学療法看護認定看護師)

京都府亀岡市出身。1997年に京都保健衛生専門学校を卒業後、京都桂病院に入職する。2005年にがん化学療法認定看護師となる。
團野 一美 副主任(訪問看護認定看護師)

京都市出身。1988年に京都保健衛生専門学校を卒業後、京都市内の病院などを経て、2000年に京都桂病院に入職する。2008年に訪問看護認定看護師となる。
伊藤 貢江 副主任(皮膚・排泄ケア認定看護師)

鳥取県東伯郡出身。1999年に京都桂病院付属看護専門学校(現 京都桂看護専門学校)を卒業後、京都桂病院に入職する。2009年に皮膚・排泄ケア認定看護師となる。
松村 淳子 副主任(緩和ケア認定看護師)

京都市出身。1993年に京都府看護専修学校を卒業後、京都桂病院に入職する。2008年に緩和ケア認定看護師となる。
認定看護師の活動内容
谷口
感染管理認定看護師には患者さんと職員を感染から守るという役割がありますので、組織横断的に活動しています。去年の新型インフルエンザのときには国の方針が変わっていきましたので、それに合わせて対応することが難しかったですね。色々な部門との連携が必要でしたし、専任で対応できるスタッフがいないと迅速に動けなかったかもしれません。当時は当院でも1週間程度でしたが、発熱外来を設けました。第一線で患者さんを診ている病院ではありませんでしたので、新型インフルエンザで来院した患者さんはいなかったのですが、当時の仕事からは今後に繋がる示唆を様々な形で得ることができました。
芳賀
外来の化学療法室で、がん患者さんの支援をしています。入院患者さんにも関わっていきたいのですが、今のところ、時間に余裕がないのが残念です。外来では1日に15人程度の患者さんが来院されます。多い日では30人の日もありますので、忙しいですね。認定看護師としては、ほかのスタッフに教えていくことも大事な仕事です。院内のどの場所にいても、常にオンコール状態にしています。
團野
訪問看護の実践が主な仕事です。当院の訪問看護はこの地域では規模が大きい方で、12人の看護師がいて、120人から130人の利用者さんを担当しています。1カ月に延べで800軒を訪問しています。優秀なスタッフに恵まれており、先日はALSの方の外出援助も行いました。介護力あっての在宅と言われていますが、「在宅でこれだけのことができますよ」ということをさらにアピールできればと考えています。6月からは地域連携室に異動になります。在宅看護を知っている看護師が地域連携室で働く意味は大きいと思います。私の持っている知識や技術を伝えていきたいですね。
伊藤
皮膚・排泄ケア認定看護師は、ストーマ、創傷、失禁の3つの分野があります。ストーマではストーマ外来や病棟でのセルフケアの指導などを行っています。創傷は褥瘡ケアがメインですね。全てがスキンケアを基礎としています。失禁はおむつかぶれなどのトラブルや皮膚への障害などを看ています。失禁ケアは今、少し手薄になっていますので、これからは力を入れていきたいと考えているところです。

松村
専従として、緩和ケアチームに所属しています。病棟のスタッフから依頼があれば、病棟に出向き、問題点を挙げるなどして対応し、解決につなげています。患者さんだけでなく、ご家族と関わる機会も多いですね。緩和ケアは終末期医療の中のものだと考える医師がまだ多く、緩和ケアチームに依頼が出るのが遅い事が残念ですね。スタッフへの教育についても、どのようにしていくべきか、今、検討しています。

認定看護師チームとして
谷口
当院の認定看護師は現在7人いて、そのうち5人は、看護管理室所属として同じ部屋にいます。同じ部屋にいるのはメリットが大きいですね。情報交換できますし、それぞれの認定看護師がどういう仕事をしているのかが見えやすいです。感染管理は訪問看護を始め、様々な分野と関係が深いですね。
團野
訪問看護は感染管理だけでなく、がん化学療法や皮膚・排泄ケアとの情報交換も必須です。認定看護師チームは10年程前に、皮膚・排泄ケアで認定看護師を取得した岡田依子がレールを敷き、引っ張っていってくれたからこそ成り立っていると思いますね。
伊藤
私は岡田に次ぐ、皮膚・排泄ケアの認定看護師ですので、岡田には様々な相談に乗ってもらっています。ほかの全ての分野と関わりが深いですので、困ったことがあれば、すぐに相談できる環境が整っていることは有り難いですね。
芳賀
大腸がんの患者さんも少なくありませんので、ストーマに関しての情報は役に立っています。認定看護師が同じ部屋に揃っていることで、問題点をリアルタイムで解決できる強みがあると思います。静脈のポートにしても、「訪問看護では…、感染管理では…」と、 即座に尋ねられて、現実的な解決ができますので、時間の無駄がありません。依頼書を回していたら、それだけで時間が経ってしまいますしね(笑)。結果として、患者さんにも大きなメリットをもたらしていますね。
松村
1つの分野にしか関わりがないという患者さんは少なく、ほとんどの患者さんにいくつもの分野からの関わりが必要になっています。一人の患者さんに対して、入院から検査、手術、そして在宅、看取りまでの全ての分野で関わっていける、今の体制はとてもいいと思います。

谷口
これだけの分野が揃ったわけですから、もっと地域に出ていきたいですよね。感染管理であれば、市販の衛生材料についての説明をしたり、手洗いの指導や日常でできる感染防止のための情報提供、指導などをしたいです。

團野
地域に出ていく方法については、皆で知恵を出し合いたいですね。それぞれが学んできたことがあるわけですから、発信していくことが大事だと思います。
病院に認定看護師がいることの意味
團野
認定看護師になりたいと考えている看護師って、意外に多いんですね。目標となれるような存在でいないといけないでしょうね。日頃、認定看護師として、スタッフをどれだけバックアップしていけるか、常に考えています。
伊藤
私は先輩である岡田の姿を見ていたし、私が認定看護師を目指したいと手を上げたときから、ずっとバックアップしてもらいました。手技的なことはもちろんですが、受験に際してのこと、論文の書き方まで細かいことも習いましたね。その中で「認定看護師とは何か」という深い話をしてもらったことは特に印象に残っています。ほかのスタッフへの姿勢や態度など、今も学ぶところが多いです。
芳賀
現場は結果だけを追い求めがちですが、本当は結果に至るプロセスの中の根拠が大事だと思います。むかつきを抑える薬一つにしても、時期によって使用するものが異なります。その根拠を尋ねられれば、もちろん伝えますが、こればかりは学ぶ側の興味の具合にもよるでしょうし、難しいですね。私も少しずつ知識を積み重ねていきたいと思っています。
谷口
相談を受ける機会は多いですが、答えを導いていけるような伝え方をするように心がけています。それを繰り返すうちに自分自身の成長も実感します。去年、認定看護師チームから全看護師に向けて、アンケートを実施しましたが、認定看護師にチャレンジしたいのに、途中で諦めてしまう人が多いことが分かりました。そういう人たちに取得までの道のりを頑張ってもらえるように、私たちも役割を果たしていきたいです。認定看護師は怖いというイメージを持たれないようにするためにも、部屋をもっとオープンな存在にしていきたいですね(笑)。そのうえで、不安や疑問に相談できる体制を整え、先を見据えた教育計画を立てられればと思っています。

芳賀
認定看護師は「使ってもらってなんぼ」の存在なんですね。現場での実践者として、日々勉強しなくてはいけないと思っています。最近、在院日数の短縮化で、外来で求められる役割が大きくなっています。在宅に帰っていただくことを考えながら、組織横断的に看護師が繋がっていくといいですね。
松村
私の場合はターミナルケアへの意識を深めていくことでしょうか。日本人は病院で死ぬことを当たり前のことだと考えがちで、実際に8割から9割の人が病院で亡くなっています。在宅がベストというわけではありませんが、病院か、ホスピスか、在宅かといった選択肢があることを知ってほしいですね。それには市民対象の公開講座を繰り返し行っていくことが大切だと思いますので、そういった周知に力を入れたいです。
團野
訪問看護は訪問看護だけで完結してしまいがちですが、認定看護師として様々な病棟のカンファレンスに出席するようになって、私自身が大きな発見をしました。病院全体のことが分かるようになってきたかと思います。そのうえで訪問看護がどのような役目を担っていくべきか、これからも考えていきたいですね。
谷口
一つ一つの看護をレベルアップさせながら、院内はもちろんの事、地域へ向けての情報発信が今後の課題 ですね。
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